FP分野と実生活:ライフプランニングと資金計画(2)

後半はライフプランニングの本題に入ります。
前半の社会保険で万一の場合に最低限の生活できますが、あくまでも必要最低限となっていると考えておいたほうがいいでしょう。
余裕のある生活や一時的な出費に備える必要性を考えるのがライフプランニングだと思います。

子供がいる家庭では、進学する際に制服や教科書の購入・修学旅行の積み立てなど、様々なことにお金がかかります。
車や自分の家を買いたいと考える方もいらっしゃることでしょう。
車を持っている友人は、車検の時期は支出が増えるので大変だと言っていますし、一軒家を買ったら自分でメンテナンスが必要になるので、修繕費を積み立てておく必要があるでしょう。
最近では「老後に2000万円必要」など不安をあおるニュースを目にすることがありませんか?
あらかじめ様々なイベントを見越して貯金や投資をしておくことで、不安をなくしていくことを目的としています。

現在の収入がいくらなのか・・・はわかると思いますが、生活にいくらお金を使っているのかは意外とわからないものです。
家賃やお小遣いは把握しているかもしれませんが、食費や引き落としされている光熱費はわかりにくくなっていませんか?
私は家計簿をつけていますが、それでも覚えてはいません(笑)。けれど一目でわかる状態にはしております。
わかりにくくなっている家計の状況をわかるように「収入」と「支出」を洗い出して、どれだけ貯金できるのかを把握していきます。

「我慢ばかりで窮屈な生活は嫌だ!」という意見もあるでしょう。
しかしボーナスで毎月の赤字を補填しているとか、いつの間にか貯金を切り崩して・・・というような余裕のない生活も嫌ではありませんか?
私は難しく考えず、ゲームのようなものだと思ってます。できることから我慢せずに一つずつ進めていってます。

家賃・食費・水道光熱費・電話代などなどを計算して目標を設定したら、「10年後に家を買えるかも?」とか「年1回は旅行に行ける!」ということも計画できます。

正直な感想ではファイナンシャル・プランナーの勉強をしなくてもできるはずなのですが、考えるきっかけや考え方を学ぶのにはいいかもしれません。
一番身近な分野が「ライフプランニングと資金計画」になります。

次回は「リスク管理」の分野について書いていきます。

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