FP分野と実生活:タックスプランニング

今回は税金の分野になります。今までもそれぞれの分野の税金についてはありましたので、重複する部分もあります。
税にも種類があり、個人で関わりが深いのは、所得税・住民税・消費税でしょうか。
他にも相続するときの相続税・家を購入したら不動産取得税と毎年の固定資産税・車を購入するときの自動車税・購入時の価格に含まれている酒税・たばこ税・・・
色々なところで税金を取られており、あげていったらキリがないですが、税金の分野や税金の計算方法を学べます。

所得税については、10種類に分かれていて計算方法も様々です。
なじみがあるのは給与所得ですが、他に退職所得・雑所得・一時所得・譲渡所得・利子所得・配当所得・事業所得・不動産所得・山林所得があります。
ちなみに退職金や一部の保険金の受け取りは退職所得に、年金を受け取ったら雑所得の区分となり、所得税がかかる場合もあります。

また所得税を計算するうえで重要な所得控除・税額控除についても学びます。
会社員は年末調整のときに提出書類で、配偶者控除や扶養控除、生命保険料控除や地震保険料控除を受けていると思います。
他にも高額な医療費がかかったら、1年分集計して申告することで医療費控除が受けられます。
寄付金控除として最近ではふるさと納税を行った際に受けられる控除があり、利用したことがある人もいるのではないでしょうか。生活必需品を購入して節約したら、特産品を頼んで少し贅沢したりと使い方は人それぞれですが、私もお世話になっています。
税額控除は、住宅ローン減税と言われている住宅借入金等特別控除が有名ですね。こちらは購入時期によって制度の詳細が変わるので、自分が家を買うときは最新情報に注意です。

会社員の方は法人税について、交際費や減価償却について触れる部分があるので、頭の片隅にあると仕事に役立つこともあるのではないでしょうか。
また会社任せにしている源泉徴収されている人も、税金を返してもらえることを見つけられる機会があるかもしれません。
こちらも自分で手続しなければいけないので、税金が返ってきそうな人はしっかり申告しましょう(笑)

個人で確定申告を行わない人にはわかりにくいかもしれませんが、自分が支払う税金について理解を深めていけるのが「タックスプランニング」の分野でしょうか。

次回は「不動産」の分野について書いていきます。

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